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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

kusajima.exblog.jp

2005年 04月 24日 ( 2 )

中越震災から半年

中越震災から半年。僕は昨日から中越元気村本部にいる。これから塩谷地区のみなさんの会合で諸々現状を聞く予定だ。民間の災害ボランティアとして中越元気村はこの半年間活動してきた。この1月から3ヶ月間もの間は、ほとんど、仮設や山間地のスノーバスターズが大活躍した。結局250件もの雪堀のニーズに応えてきたことになる。

 中越は、今、ようやく雪も解け、復興にむけた作業が本格化する。元気村には、昨日も今日も、住民の方から家の片づけや物資移動などのニーズ電話がある。3月22日に中越初の孤独死が発生した仮設住宅支援、中山間地支援など、課題は山積みだ。
 単に災害救援のみだけではなく、動いたら変わる。つながる。そして新しいものを生み出す。そうしたボランティアの文化をもう一歩進めたい。そんな思いでつづけてきた活動だが、専従スタッフ8名、この半年間いろいろあったが、よく活動してくれた。はじめは素人かもしれないけれど、毎日経験を積んだ彼らは確実に何かをつかんだはずだ。今朝の朝日新聞には、全国版に、今仮設住宅支援をおこない4月に専従スタッフになったばかりの小川君がとりあげられている。彼は地元の被災者でもある。今、仮設住宅を一軒一軒訪問して、いろんなニーズに応えようと懸命だ。
 先日、市長さんや議員団の方々に活動を報告する機会をえたが、行政サイドは「自立、自立」といった対応を感じる。それは確かに大事なことなのだけれど、被災者にとって、やはり、もっともっとキャパシティを深くもって、自立することを支援する期間としくみが今、必要なのではないかと思うのだ。そこにボランティアやNPOの活動する場があるのではないかと思うのだ。
 ホームレス支援のために古いホテルを買い取って居場所を提供する。そんなサービスをおこなうnpoが米国にはある。そしてそれを周辺の企業が支えるしくみがある。また、行政にとってその団体が都合がいい悪いにかかわらず、寄付金について税金控除のしくみがある。
 震災から半年。阪神淡路大震災から10年、僕らは何を次に伝えることができるだろう。災害時のボランティアのあり方、NPOやボランティアの文化、行政との協働のあり方をもう一度問い直したい。
 
by stern888 | 2005-04-24 14:22 | 中越元気村情報

市町村合併は情報公開の機会


今日のサンデープランニング、合併問題がとりあげられていたが、鶴岡の合併を考えた。
コメンテーターは言う。従来型の市政運営ではもたない。
「行政運営の体質を変えるべきことを、そうではなくて特例債に飛びついて大事なことを忘れている。」
僕は合併の議論の際、ずっと指摘つづけてきたことがこの点だ。
合併後の主要事業などを見ると、いかに特例債だのみの市政運営になろうとしていうrかがわかるが、「それぞれの町の総合計画や議論を重視しまして」などといっているが、まさに右肩あがりの時代の市政運営のまま、合併後もできると考えているのが現市政なのではないか。

番組では、、住民投票の結果を無視して駆け込み合併を申請した相模湖町長と、特例債は使わない。情報公開。対立点は時間をかけて話し合う。といった主張の本宮町の佐藤町長がとりあげられていた。
 
本宮町の佐藤町長はいう。
特例債があると、強引にといったこともありうる。特例債のあめ玉を考えた合併をしても住民のしあわせにはつながらない。「合併というのは住民にたいする情報公開のひとつである。その議論をしっかりとやって、住民に理解をしていただく。それが合併である。」
お互いにあるものを全部さらけだして、住民が納得いくように議論をつづけていく。

鶴岡をはじめとする合併協議だが、議会で質問しても肝心の情報がしめされないまま、「合併ありき」で進んでしまった協議だったと強く感じている。また、羽黒町の専決処分事件もあったけれど、とにかく「期日に待ち合わせよう」だけ考えて、住民無視のかたちで強引におこなわれてきた合併だ。それに三川町の問題もある。
 鶴岡市はその合併するリーダーとして、徹底した情報公開と住民参加を果たさねばならなかったわけだけれど、果たして、この佐藤町長のような姿勢があっただろうか。

「あからさまにさらけだして、みんなに考えてもらう。そして判断してもらう。納得してもらう。」
これが情報公開、説明責任の基本姿勢だ。

今の鶴岡ははたして何%これを果たしているのか。
 
by stern888 | 2005-04-24 12:01 | 日記