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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

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浜辺の野草観察

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日曜日、午前9時から親父らがやっている山形教育フォーラムの野外観察会のお手伝い。由良で。親子の参加者25名。
「海の花カルタ」にある中12種類の草花を発見。写真は、とてもいい香りのするスナビキソウ。当日は太陽のまわりを囲んでまあるい虹がでていた。7年前の第一回月山炎のまつり以来ひさびさに見た。海岸のタイドプールや浅瀬で子供たちとくぼ貝、カニ、小魚などを最終。高校時代の恩師でもあった阿蘇先生に、実に興味深い話を聞く。「鼠ケ関の名の由来は海岸の岩がねずみにくわれたような跡がいっぱいあったから。実はこれはかもめ貝という貝が岩に穴をかけたもの。」といって実際岩にはいったかもめ貝をみせてくださった。由良といえば6月の9日に赤潮が大発生して釣り堀の魚が全滅した。地元の方にうかがうと「由良の海一面が真っ赤になった。私は70才になるけれども今までこんな赤潮はなかった。初めてのことだ。磯見漁もできなかった」とのことだ。酸素濃度が、通常は7%ぐらいあるものが、深さ1メートルで1%ほどになって多くの魚を窒息させたのだそうだ。海岸の一部に大量のウニの死骸があった。これもその名残か。晴天の下。思わず大収穫の一日だった。
by stern888 | 2007-06-17 19:43
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