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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

kusajima.exblog.jp

薩摩琵琶とフルートのコンサート

お知らせが遅くなって失礼しました。

来る10月24日(火)

オランダ生まれ、スペイングラナダ在住のウイルオッフェルマンズ(フルート)と上田純子(薩摩琵琶)のデュオのコンサートが鶴岡であります。
場所は、鶴岡市大正庵。会費2000円

ウイルオッフェルマンズは、フルートの名手
http://www.wiloffermans.com/
上田純子氏は、薩摩琵琶で チェロのヨーヨーマとの共演などでも知られる、これもまた実力派。http://www.junkoueda.com/

今回、長崎と埼玉、鶴岡を結ぶツアーのために来日し、演奏します。

ぜひ、皆様お誘いあわせの上、おいでください。


プログラムは。

1.鶴の巣籠り
フルート・ソロ。
鶴の巣籠りは尺八ソロの伝統曲目である本曲の中でも特に有名な曲です。禅寺の様々な伝統の違いにより、現在10以上もの異なる解釈があります。タイトル「鶴の巣籠り」は、長寿と幸福のシンボルである鶴の一生を描写しています。番いの鶴が巣を作り、卵を温め、雛をかえし育て、子鶴が独り立ちするのを見送り、そして最後に番いはこの世を去ります。この曲は、鶴の鳴き声や羽音を尺八で模倣したりする自然表現の他に、番いの鶴が子を慎重に育てることによって表現される、仏教の哀れみの愛の観念の音楽的な明示であると解釈することもできます。今日お聴きいただきます鶴の巣籠りは、尺八の大家、横山勝也氏の演奏を、ウィル・オッフェルマンズが西洋のフルートのために写譜し、フルートの新しい可能性を発見しました。正に温故知新というべきでしょう。楽譜がドイツのツィマーマンより出版。

2.義経
琵琶古典語り。
平家物語の中では、義経は平家との戦いで源氏に勝利をもたらしたヒーローとして描写されています。平家の滅亡をもたらした壇ノ浦の合戦の後、源氏は鎌倉に幕府を置き、1192年より1333年までの鎌倉時代を開きました。そして、義経の兄にあたる頼朝が政権を握りました。義経は頼朝への忠実を誓うのですが、頼朝は義経がひそかに政権を奪おうとしているという疑いをかけます。そして、頼朝は義経を暗殺せよとの命令を出し、そのため義経は陸奥への逃亡の旅に出ることを余儀なくされます。この作品「義経」では、逃亡中の3つのエピソードが語られます。
- 舟弁慶
義経は彼の忠実な家来弁慶とともに、船にて大物の浦(瀬戸内海)を渡っています。途中嵐に巻き込まれ、そこに平家一族の幽霊があらわれます。壇ノ浦にて義経に殺された平家の大将平知盛の怨霊があらわれ、義経らが乗る船を転覆させようとします。弁慶が数珠を揉んで必死に祈り続け、ようやく嵐が静まります。
- 吉野静
義経一行が奈良の吉野に到着すると、そこで義経の恋人静が一行を待ち受けています。義経は静に難しい状況に直面していることを語り、彼の帰りを待つようにと告げます。そして別れの杯を交わします。
- 安宅
義経、弁慶と荷負人の一行は身を隠すため僧の姿に変装し、安宅の関に到着します。関首の富樫は、僧の姿の義経を疑わしく思い引き止めます。弁慶は義経を助けるため、師である義経を罵倒し、ムチで打ち付けます。状況を理解した富樫は、義経と師を思う弁慶の気持ちをあわれに思い、見ない振りをして義経一行を見逃します。九死に一生を得た義経は、弁慶を手を取り感謝の念を告げ、弁慶は泣きむせびます。そして再び、夜明け前の雨の中を陸奥に向けて逃亡の旅を続けます。

3.心の声 - Inner Voices
デュオ、親指笛サムピー&声

4.奥の細道
デュオ、琵琶/声&フルート
時は17世紀。松尾芭蕉と曾良の陸奥の旅の中で出会う様々な感動を、文と俳句で綴った旅行記。城跡に昔を思いひととき涙したり、絶景宇宙にしばしば浸ったり、道に迷って途方に暮れたり、貧しい宿に眠れぬ夜を過ごしたり、俳壇の友人の寛大なるもてなしに心を安めたり、自然の息吹きに耳を傾けたり、などの旅道中。芭蕉と曾良は夏の盛りに出羽三山を通過します。その時の三句を題材に演奏します。
涼しさやほの三日月の羽黒山
雲の峰いくつ崩れて月の山
語られぬ湯殿にぬらす袂かな
5.ノベンバー・ステップス・カデンツァ/November Steps Cadenza
武満徹作曲(1967)/編曲:上田/オッフェルマンズ(1995)
デュオ/上田&オッフェルマンズ:薩摩琵琶&フルートこの曲は日本の20世紀を代表する作曲家、武満徹の作品「ノベンバー・ステップス」のカデンツァを編曲したものです。この曲はオーケストラと尺八、琵琶のために書かれました。そして鶴田錦史(琵琶)、横山勝也(尺八)により世界各国で演奏された現代音楽の古典ともいえる曲でしょう。この作品の中で武満は、西洋と東洋の音楽的な統合のプロセスに歴史的に多いに貢献しました。オリジナルのソリスト達の励ましも受け、ここでは武満の思考にフルートと琵琶への編曲を通してさらに形を与えていく試みをしています。

6.メイド・イン・ジャパン
フルート&シンセサイザーによる日本の歌
ー赤とんぼ
ー荒城の月
その他
by stern888 | 2006-10-20 03:19
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