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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

kusajima.exblog.jp

羽越本線高速化シンポ

マリカホールにて、おこなわれた羽越本線シンポジウム。新幹線をどうひっぱる?という期成同盟会が主催のものだ。鉄道アナリストの川島令三氏の話は興味深かった。
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これが当面の結論。新幹線はまず可能性低い。在来線改良名目にすべし。
そして、高速化するには、まず第一段階としては、在来線と新潟新幹線の同一ホームの乗り換え設備の建設と、カーブを速く通過できる振り子電車で対処すべし
現在は東京→鶴岡間は3時間40分。いなほは、国鉄時代の足回りで重心も高く、高速でカーブを通過できない。これを、車体傾斜可能な振り子電車にすることと現在の新幹線をスピードアップすることで東京→鶴岡間は、新潟で3分接続を加味し、130km振り子を使うことでちょうど3時間。40分、短縮できる。
 あと第二弾としてカーブR400が連続する村上→あつみ温泉に、現在の路線と別に高速新線をひっぱる計画。これで東京→鶴岡間、160km/2時間28分。という結果に。しかし、その開発をやると、今、きらきら羽越でも目玉にし、僕も大好きな笹川流れの美しい日本海ビューを楽しむことはできなくなる。これには僕はあまり賛成できない。
とりあえず、旧型いなほ号から、振り子に変える事が得策か?これはJR側の努力を懇願すればいいのだろうか。でもまてよ。旧型といえどまだ使える車両も、捨てるにはもったいないぞ。うーむ。
 後半のフォーラムであるが、JR側としては「速ければいいってもんじゃない。まちづくりや観光戦略の方が先」との言葉。それはそうだ。原石を磨くように首都圏や新潟から来る価値のある「見せ方」を考えることのほうが先決かもしれない。鶴岡、庄内にはたくさんの資源があると僕も感じている。いかに面として、ネットワークするか。交流を育むか。である。
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by stern888 | 2005-06-28 23:20 | 合併問題
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