毎年恒例で昨夕から今朝にかけて月山頂上午後7時からの柴燈祭、今朝6時からの例大祭に参加してもどってまいりました。今朝方からは大雨、と強風でしたが、昨晩は山形、新庄、庄内、遠くは古川まで、一円の町の灯りが見え、改めて月山が、山形の中心にあるのだとうことを再確認しましたし、昨晩の送り火を、今は電灯のあかりが迎えているのかなとも思いました。昔は精霊様といって、火をつけた棒をまわして迎えたと聞いております。
柴燈祭には、以前実施していた「月山炎のまつり」で音楽家やゲストら、先達の下、多い時30人ぐらいの若者集団で参加していたことがあります。祖霊の宿る月山から送り火とともに精霊が各家々に帰っていく。それを迎えてお盆の三日間をすごす。頂上では雨が降ろうと嵐だろうと必ず、8月13日、柴燈に炎がともります。
昨晩、月山の火は鶴岡市内からも見えたはず。そういえば今、どれだけの人が見、迎えているのだろう。