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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

kusajima.exblog.jp

カテゴリ:協働と参画( 2 )

アースデイ2007

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今朝は山形市にある某FM局からUPしてます。午後は鶴岡で週末の準備にあたります。

4月22日はアースデイ。

世界各地で、環境イベントがおこなわれます。
毎年東京代々木公園でおこなわれる、8万人ぐらいの規模の動員があるアースデイ東京の場開きに、今年初めて羽黒山伏が登場します。
「羽黒修験道にくるように呼びかけたい ということと、世界遺産登録にむけてPRしたい」との事です。

さて鶴岡近辺での動きをご紹介します。

*23日のスウェーデンの講師を交えてのフォーラムに鶴岡市、鶴岡市教育委員会の後援をいただきました。

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■4月22日(日)

第10回 庄内浜アースデイビーチクリーンアップ
午前9時 湯野浜海水浴場 ホテル海山前の駐車場 集合_11時まで。
調査型のクリーンアップです。ウインドブレーカー、スニーカーで。
お気軽にご参加を。


●4月22日(日)アースデイフォーラム「庄内の在来作物」

だだちゃ豆、赤カブ、藤沢カブ、民田なす、等々、庄内地方には約40種類の在来作物があるといわれています。こうした在来作物について、長年調査し続けてきた、山形大学の准教授、江頭先生を招き、在来野菜の不思議な魅力。又、農業を取り囲む私たちの今後の社会のあり方について問います。

午後6時スタート
  講演「山形の在来作物と遠近未来の価値観のゆくえ」 
  江頭宏昌 山形大学農学部准教授
日時 4月22日(日)午後6時開演
場所 鶴岡アートフォーラム2F大会議室 (定員50名)
主催 庄内安全な食と農を考える会



●4月23日(月)アースデイフォーラム

「福祉・環境先進国スウェーデンに学ぶ野外教育」
〜幼児から始める『森のムッレ教室』とは〜

次世代育成と地球環境問題は日本が抱える今世紀最大の問題といえましょう。福祉・環境先進国スウェーデンでは、どのような取り組みによって問題解決に向かうことができたのでしょうか。この分野の第一線でご活躍のリンデ夫妻をお招きし、環境教育や幼児教育の先進的な取組み、そのねらい、効果などについてお話を頂きます。


講 師 マグヌス・リンデ(スウェーデン野外生活推進協会リディンギョ支部会長) 
    シーブ・リンデ (元 野外保育園ムッレボーイ園長)
   (通訳/高見幸子/国際環境NGOナチュラルステップ日本代表)
日 時 2007年4月23日(月) 18:00〜20:00(17:30開場) 
会 場 鶴岡駅前ネットワークコミュニティセンター IT会議室 (定員40名)
山形県鶴岡市末広町3番1号(鶴岡駅前マリカ東館3階 
電話:0235-29-7775
会費 500円(定員50名)

主 催 日本野外生活推進協会  (http://www7.ocn.ne.jp/~mulle/top.html)
共 催 アースデイ実行委員会 日本野外生活推進協会 新潟支部
後 援 鶴岡市 鶴岡市教育委員会 スカンジナビア政府観光局  


申込み・問合せ先 
アースデイ実行委員会 0235−28−3338 stern8@mac.com

フォーラムの会場はいずれも定員があります。申し込みをお待ちしております。

(締め切り4月21日中に!)
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by stern888 | 2007-04-20 10:40 | 協働と参画

一般質問その2 地域資源の活用について

2)地域資源の活用について

草島

合併して1年。 私は、この地域の新たな価値を発掘、成長させる、地域経営をおこな上で、この時期に合併した新市がもち得ている地域資源を、今の価値観をもって徹底的に掘り起こすということは、非常に意義があることではないかと思います。

地域資源とは、広大なブナ林や地下水資源をはじめとした自然資源、文化財、農業資源などここならではの有形の資源。又、現存の行政施策、NPOなどが独自に取り組んでいるもの、まあ、この地域の市民が担う営みの中で、価値に値するすべてであるとも考えます。

 合併当初から、市長説明や答弁で、特に、行政内部の調査、研究、調整という言葉をよく耳にしました。環境、福祉、教育、観光、いろんな施策の側面で、地域資源の洗い出し、調査と研究がおこなわれているものとは思います。

そこでおうかがいします。

▽今年度、各地域の支所には、政策企画室というのがおかれ、それぞれ2名づつの担当者が配属されております。ここにおいて、各地域のニーズや、活性化策などの調査がおこなわれ、地域振興策を立案するとの事をうかがっております。

 まず最初に、この「調査」の内容。現時点での様々な地域課題を抽出されているんだろうと思いますが、各地域での進行状況について、おうかがいします。また、来年度予算に繁栄しようとしているものなどもあると思いますが、各地域のとりくみの状況についておうかがいします。

▽また、観光施策の面ではでも、今回パンフレットは作成されたわけですが、更なる地域資源の掘り起こしといった面から、どのような取り組みの現状なのかをうかがいたいと存じます。

総務部長

地域資源の活用につきまして、答弁をさせていただきたいと存じます。

ただいま、調整をすすめておる、調査事業につきまして、ご質問ございましたけれども、この地域振興計画策定事業につきましては、合併新市におきまして、各地域の多様性が全体的にいっそう高度に発揮できるように、各地域で築きあげてまいりました、地域の特性や地域固有の資源を活かしまして、各地域の充実発展のために、明るく前向きに取り組んで頂ける柱となる、中長期的な振興方策の策定を目指しまして、本年4月から各庁舎で、政策企画室を設置いたしまして、検討作業を進めているものでございます。今年度におきましては、自然や歴史、文化、産業施策などの各地域における地域資源や地域特性、また、地域の実態についての統計データ等からの現状の調査、分析作業を進めているものでございます。
で、その後、各地域において、重点的に取り組んでいる、対象分野でありますとか、政策課題につきまして、職員によりまして、KJ法での検討でありますとか、あるいは、学識者、関係する方々からの聞き取り調査などをおこないまして、検討を深めているところでございますが、具体的な振興方策の検討作業ということで、今、進めさせていただいているところでございます。

 で、具体的な内容につきましては、まだ、検討、調査段階ということで、今後、内容をつめていくことになりますので、改めて市議会のほうにもご報告を申し上げ、ご指導賜りたいと思っておりますけれども、現在、各庁舎において、どのような分野を対象にして検討をおこなっているかを若干ふれさせて頂きます。

 藤島庁舎におきましては、これまで重点的に取り組んで参りました、エコタウンプロジェクトにつきまして、これまでの取り組みの検証をおこないながら、さらなる充実、推進にむけた振興方策ということで検討を進めております。
 羽黒庁舎におきましては、豊かな自然環境と、出羽三山や門前集落など、そうした文化的景観の保全、創造と出羽三山の信仰文化でありますとか、農村文化などを活用いたしました、国際的な文化交流の推進を課題といたしまして、検討を進めております。
 櫛引庁舎におきましては、多くの果樹産地といたしまして、そうした特性でありますとか、500年あまりにわたって保存、伝承されてまいりました、黒川能などを地域資源として活用した振興方策の検討を進めております。
 それから、朝日庁舎におきましては、本市の中でも、特に豪雪地帯であるわけですが、克雪、利雪、楽雪対策 について、検討するとともに、広大な森林の活用、再生について、課題として検討をいたしております。
 温海庁舎におきましては、温海地域の特徴的な資源であります、海を活かした地域の活性化と、あつみ温泉の魅力作りをテーマといたしまして、検討を進めているところでございます。

 これらにつきましては、まだ、政策企画室内部の検討ということでありますので、今後、予算編成を通じまして、よく庁舎の考えをお聞き致しまして、更に検討を深めて参りたいと思っております。それで、来年度ということでありますけれども、ただいま申し上げました、具体的なプロジェクトの検討すべて完了いたしまして、来年度から、直ちに事業実施という状況ではないわけでありまして、来年度も引き続き調査検討をおこないながら、熟度の高まったものから、実施に移していくと、いうことになるのではないかと考えておりまして、各庁舎におきまして、事業の抽出、課題の明確化でありますとか、それに伴うプロジェクトの実施時期などのそれぞれ異なってくることもあると考えております。で、来年度の具体的な実施内容につきましては、ただいま申し上げましたけれども、各庁舎の政策企画室で作成した企画内容でありますとか、予算をベースといたしまして、今後も十分検討させていただきたいと思っておりますので、今しばらく時間を頂戴したいと考えております。以上です。


商工観光部長

観光面における、地域資源の洗い出しについて、ご質問ありましたのでお答えを申し上げます。合併後の鶴岡には、海や山、川などの豊かな自然環境を活用した自然体験やスポーツ体験。また、農業や漁業などの体験。農作物や果樹などの収穫体験、さらには、長い歴史と文化の中から生み出され、受け継がれてきた伝統工芸品などの制作体験や、山伏の修行体験など、多種多様で魅力的な観光素材がございます。

近年の旅行形態は、ご案内のとおり、団体旅行から少人数型旅行へと変化しておりまして、これに加えて、単に名所旧跡を見て回るいわば、物見遊山的な旅行から、温泉入浴やトレッキング等の健康志向、食や文化をからめた生活、歴史文化の探求等、各種体験的な要素をもった旅行などの人気が高まっております。
 こうした状況を受けまして、本市では、今年の9月に本所と各庁舎と連携しまして、市内全域の様々な観光資源を活用した体験型観光メニューの洗い出し作業をおこなったところでございます。その結果、体験メニューは、全部で69に及んでおりましたが、今後、その体験メニューにつきましては、その実態や課題などの調査を行うとともに、うずもれている体験素材がないか。また、新しい体験要素をつくりだしていけないか、などについて調査検討をおこなっていくこととしております。そうした調査検討作業を踏まえまして、今後、本市全体の体験型観光メニューを記載したパンフレットを作成し、これを全国の旅行エージェントに送付したり、市内の主要な観光施設への配置、さらには観光ホームページへの掲載や、市民への周知をはかることによりまして、いっそうの観光誘客をはかって参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


草島

地域資源でありますけれども、地域振興計画でありますけれども、私は、今の手法に2つの疑問をもっています。
 
まあ、これまで、調査研究ということをよく聞いておりましたけれども、それについては、一定の掘り起こしはできるんだろうと思います。しかし、どうも、市民に対しては、内向きで、住民に対しての働きかけなどがなかなか見えてこないんですね。

私が疑問をもつ、一点は、地域資源の掘り起こし、洗い出しという作業は、行政主体で、やるだけでいいのか。ということです。
 
地域課題や。資源の抽出の段階で、行政が認知するものは、ごくごく限られたわずかではないでしょうか。住民にとっては、一大事なのに、行政的には無視されている。そうしたズレもあるんではないかということです。

次に第二に、今述べられたような行政主導の振興策だけで、本当の地域振興が成立するかということです。
 地域の人々がやる気にならなくては、どんな高度で成果が期待できる戦略を立案しても結実していかないし、地域の人々のやる気を奮い立たせるためには何よりも地域の中の十分なコミュニケーションが必要だというのが、地域経営のセオリーであると私は考えるものですが、今の鶴岡市の状況は、あくまで行政側が多くの情報をにぎって、住民と課題や問題意識の十分な共有もなく、住民を振興策にのせる。官主導型の「管理」の図式というのがどうしたも強いのではないでしょうか。

 又、財政事情などから、どうしても行政主導の振興策は、今後、選択と集中をして行かざるを得ません。とすると、多くの課題やアイデアが放置されるということになりませんでしょうか。
 新市指針には「出羽庄内に多様性が生き」とありますが、今のままでは、とても多様性を実現しうるとは思えないんであります。

私は、最も重要な地域資源は人の力、「市民」の力であると考えています。今のやり方ですと、14万3千市民の「市民力」という最も重要な資源が活かされにくいのではないかと強く感じるものです。

 これからの地域経営の中で、新しい担い手としての、市民による、自発的な問題解決行動としての市民活動。こういったことを育むメニューが必要だと考えます。


そこで2つの提案をしたいとおもいます。


一つは、地域資源の徹底した掘り起こし策として、この地に立地している。公益文化大学大学院との協働により、大学院の先生方とも連携をして、市民有志を主体として新市の地域資源、行政課題、市民課題の掘り起こしをおこなうプログラムを組んではいかがでしょうか。
 また、大学院を、そうしたこの地域の情報を集積をするセンターとして位置づけ、有機的に情報の集積、集約をはかる。また、 自由に市民がアクセスをして、志を持つ市民が、課題解決のためにアイデア行動をおこせる。そうした機能を担って頂いてはどうかということであります。これは提案をし、質問したいと思います。

また、もう一つは、全市的に
 地域コミュニティの活性化、地域の課題の解決に向けた事業、自然・歴史・文化・観光などの資源を生かした地域の魅力を高める事業などを公募形式で募集し、助成をおこなう、「まちづくりの市民活動への支援補助金」制度を設けてはいかがでしょうか。


これに類する制度は旧鶴岡市でもありましたけれども、これまた行政主導の採用手法に課題があったと思います。
 山形市ではそれぞれの団体が事業プレゼンテーションをおこなって、100名の公募市民と応募団体のメンバーが協力して採択の審査をするなどの工夫をし、市民と市民の新たな関係の構築や新たな地域の人材の発掘などに貢献しております。
 また、先日行政視察で訪れた別府市では、観光施策としての体験メニューの構築として類似の助成制度を展開し、現在250団体ものまちづくりグループによるメニューにより、観光施策に活力がみなぎっておりました。

そうした、思いをもった市民による、自発的な課題解決行動、こうしたプロジェクトほど、地域の活力に貢献することはないと思います。

これらは、地域経営の新しい担い手としての市民を育む、せめてものきっかけづくりでありますが、この2つの提案に対してのご所見を、おううかがいしたいと思います。


総務部長

それから、その、地域資源の活用の問題でありますけれども、ちょっと、考え方といいますか、進め方の手順が、私と違うわけでありますが、今議会でもたびたび申し上げておりますけれども、今、社会経済、住民生活など、あらゆる分野で大きな変革が進んでいるということで、国県の施策も改変が進んでいるのであります。こうしたときに合併によりまして行政機能を充実し、主体的、事実的な施策を企画、立案していくということが求められていると申し上げているのでありますけれども、それにはまず、現実の具体的な動きを十分に把握する必要がある。と言う考え方でございます。実体というものを客観的に分析する調査研究を通じまして、より地域の実態に適したと申しますか時日的な施策を立案していかなくてはならないと考えているものでございます。
 したがいまして、地域資源を活用した地域振興計画の策定につきましては(提案しているものに答えてください)
行政として真っ白なまま、住民の方に御用聞きをするということは、行政としての責任ある対応ではない。と考えております。これまで、各庁舎では、振興計画の策定など(提案しているものに対して答えてください)ですから、こちらの方の考え方を申し上げております。相当の情報や、地域の資源に関するデータの蓄積をしているわけでありますので、更に、実態調査や分析を進めまして、重要と思われる課題を抽出いたしまして、その検討の上で、住民のみなさんでありますとか、有識者のみなさんから、(提案したものについてはどうなんですか。)議員さんの提案は提案ですけれども、市としての考えを述べているということです。いや議員さんの提案に対してではなくて、市としての考えを述べているんです。ご理解をお願いします。(これじゃあ質疑にならないじゃないか)考え方が違うんですよ。(これは不当ですよ。何いっているんだ)

(文責 草島進一)
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解説

どう考えてもこれが、議会の質問の答えなのか!? と思わない人はいないだろう。
あきらかに答えをはぐらかしているとしかいいようがない。

質問に対して、答えず、役所としての主義主張をするなどということが許されたら、時間制限のある議会の質問が成り立たないではないか。

みなさん どう思います?
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by stern888 | 2006-12-13 01:14 | 協働と参画