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草島進一の「持続可能な鶴岡」日記

kusajima.exblog.jp

食農タウンミーティング

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市議会9月議案説明と農政局の食農ミーティング へ 毎日1500食50%を実現する藤島サンサンの取り組みはスゴいものだ. また、食材を活かすために調味料から、まがいものをすべて排除し、醤油から純米酒までこだわって調理をし、また、ほかの業者とも連携して1000人のパイまで対応できる地産地消弁当を実現させた早坂食品さんの取り組みもすばらしい。

ちょっとだけコメントさせていただいた。

 食育基本法が成立し、食の効果、効用、また、安全安心 と言う言葉が並んでいる訳ですが、何か、上滑りしているように私はおもっている。また、今、農水省の方では、機能性作物などを、遺伝子組み換えでつくりだしているけれど、そういうこととではないと思っています。
 こちらにお並びの井上さんのトマトは、とにかく、感動する味なんですね。本来の食、味というものをいかに子供たちに伝え続けれるかというのがこの豊かな地域の食育の基本にならねばならないのではないか。例えば先日、トンボサミットがこの地でおこなわれましたが、数百万匹のトンボが飛び立つ田んぼ、これは除草剤も使わない有機栽培だからできるんですが、そういう田んぼにくると子供たちは感激する。そしてそこから穫れるお米も感動的なおいしさなんですね。何か、そうしたところが、軸になっていかなければならないのではないか。と私は思っています。
 さきほど、フランスの農政のことが提示されましたけれど、小規模でも多様な農業を営めるフランス農業と日本の今の方向は違うような気がしています。本来の味という意味では有機農業というものをいかに振興していくかが重要だと思っているわけですが、農政局の方に東北の、そうした有機農業の方向性などについて伺いたい。

こんな意見と問いかけをしてみました。
時間的にまとめの時間なのもあったのか、農政局長氏は、直接返答しませんでした。
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鶴岡の給食も、1万食に対応する中で月一回のオール鶴岡産デーなど、取り組みをおこなっていることを評価したい。あとは、学校単位で、「食育」教育として旬の、いい食材といかに親しんでいくか。なのかもしれない。

今、「食育」といっても、マクドナルドまで、「食育」とかといいだす始末である。
鶴岡版「食育ビジョン」なるものがあってもいいのだろう。などと考えた。


ちなみに、僕の次に、トンボサミットにお弁当をご提供なさった「弁当やさん」が発言し、80名の参加者の方に本当に喜ばれた地元の食材ということで改めて感動した、、云々と発言していた。今朝の山形新聞には、「食の整地」「食の都」を発信するあるけっちあーのの奥田君の記事が掲載されていた。 食を通じた感動の連鎖がおこる町 なんて、とても素敵な事だ。
その連鎖ができやすい仕組みづくりのところに政治、行政の出番があるのかとも思う。

ご意見をどうぞ。
by stern888 | 2006-08-30 14:51
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